
どんだけ遅れてるのかを思われるかもしれませんが、昨日初めて『ポニョ』をみました。
なんであんだけ騒がれたのか分かりません。
全然いい映画だと思えませんでした。というか、理解不能の映画です。途中で一度眠ってしまったし。。。
各登場人物の設定がはっきりしないので、感情移入も出来ません。
いろんな場所が出てくるけど、これもまたまとまりの無さを強調しているように思えます。
魚に足が生えて人間になる。車椅子の老人が駆け回るようになる。
私にはハッピーエンドの捏造のように思えて、複雑すぎます。
しかもソースケが『ぽにょがどんな姿でも受け入れるか?』みたいな質問をされているし、、、それに
素直に答えてしまっているし。。。
弱者(こういう言い方はしたくないけど)との共存が美しく描かれていますが、
なんか裏があるようで気分が悪い。
個人的にはポニョの話し方も気に入りませんでした。ぜったい厄介者になると思うんだけどなあ。
宮崎駿の映画は大人も見れるものとして知られていますが、
この映画は、大人には単純化されすぎているだけに複雑すぎると思います。
子供は何の疑いも無いから、いろんな登場人物や場所などを素直に楽しめるんだと思います。
男と女の区別もはっきり出ている映画ですね。女性のたくましさは奥深いところからじわじわと
出てくるもの。海の母、大地の母、(夫に先立たれた?)老婆たちは、
美しく、元気で、寛大な姿で描かれています。
男性はといえば、海の上で働き続ける父、遭難するボートを船頭する男、
そしてソースケ、責任感、決断力、指導力を持つものとして描かれています。
そして、フジモトは、海の下と上を行ったり来たりして、人間界と海のどちらにも属し、
男性と女性の間の中性的な役割を演じている。だからこの人物はかなりなぞ。
