Saturday, April 24, 2010

ポニョの複雑さ


どんだけ遅れてるのかを思われるかもしれませんが、昨日初めて『ポニョ』をみました。
なんであんだけ騒がれたのか分かりません。
全然いい映画だと思えませんでした。というか、理解不能の映画です。途中で一度眠ってしまったし。。。

各登場人物の設定がはっきりしないので、感情移入も出来ません。
いろんな場所が出てくるけど、これもまたまとまりの無さを強調しているように思えます。

魚に足が生えて人間になる。車椅子の老人が駆け回るようになる。
私にはハッピーエンドの捏造のように思えて、複雑すぎます。
しかもソースケが『ぽにょがどんな姿でも受け入れるか?』みたいな質問をされているし、、、それに
素直に答えてしまっているし。。。

弱者(こういう言い方はしたくないけど)との共存が美しく描かれていますが、
なんか裏があるようで気分が悪い。
個人的にはポニョの話し方も気に入りませんでした。ぜったい厄介者になると思うんだけどなあ。

宮崎駿の映画は大人も見れるものとして知られていますが、
この映画は、大人には単純化されすぎているだけに複雑すぎると思います。
子供は何の疑いも無いから、いろんな登場人物や場所などを素直に楽しめるんだと思います。

男と女の区別もはっきり出ている映画ですね。女性のたくましさは奥深いところからじわじわと
出てくるもの。海の母、大地の母、(夫に先立たれた?)老婆たちは、
美しく、元気で、寛大な姿で描かれています。
男性はといえば、海の上で働き続ける父、遭難するボートを船頭する男、
そしてソースケ、責任感、決断力、指導力を持つものとして描かれています。

そして、フジモトは、海の下と上を行ったり来たりして、人間界と海のどちらにも属し、
男性と女性の間の中性的な役割を演じている。だからこの人物はかなりなぞ。

Saturday, April 17, 2010

日本料理

昨晩Juanと日本料理YUKIへ行ってきました。Guia Oleoではいつも高評価されている。
まあ予算も一人100ペソ超えるのでとっても高いです。

入口はピンポン押して入れてもらう式。
店内は最近のおしゃれっぽさもないいわゆる日本料理の店。
メニューみて感動。

最後のページに日本語で手書きのお品書き。
『本日のお薦め』
-お造り(まぐろ、ひらめ、たこ、さば、などなど)
-銀だらのみそ焼き
-クレソンのおしたし Etc, etc
日本語で、しかも達筆のメニューを読める人だけのためのメニュー!

-お刺身盛り合わせ(本日のお薦めを入れて):75ペソ
-揚げ出し豆腐:19ペソ
-銀だらのみそ焼き:85ぺそ
を注文。もちろんアサヒと白ワインも頼みました。

普通アルゼンチンのレストランで、
たっぷり飲んでたっぷり食べて一人50ペソぐらい。
だからタラちょこっとで85ペソ、、、って高すぎる。

でも日本料理が恋しかっただけあって、高いお金出した甲斐があったと
満足して帰ってきました。

Friday, April 9, 2010

食生活や睡眠に関して、文句。

週3回朝5時半起きをしている。

私は身長が173cmあるが、これは生まれた時からよく寝る子だったかららしい。
たしかにそう思う。牛のように食べては寝ていた。睡眠は最低8時間必要だった。

でも最近、6時間睡眠で平気になってきた。
年よりは睡眠時間が少ない。30代に入り、やはりその兆候を感じる。

もう一つ、食生活に気を使うようになった。
フランスにいた22歳から27歳までの間なんて、適当に作って、3日間同じレシピ(パスタ)が続いても
全然平気だったのに、今は違う。
日本食を好むようになってきている。

家にインド人のホームステイの男の子がいるけど、彼の同級生で同じくBuenos Airesでホームステイしている友達は、典型的なアルゼンチンの家庭料理に嫌気がさしているようだ。
つまり、牛肉・ポテト。

幸運なことに家(彼のママの家)は野菜を沢山食べる習慣がある。お母ちゃんは健康的な食事に
やたらと気を使う。色々本も読んでいる。ビタミンの話とかさせると、とってもくわしい。
しかし、、、
私が耐えられない大問題が3つある。
1.塩分が多い。(おかあちゃんが料理しているのを見ると、恐ろしくなる。塩の量が多い。多いってもんじゃない。異常です。こんなん食べさせらているとおもうと怖くなる。)

2.賞味期限を気にしない。
2008年までのマヨネーズとか平気で使っている。(これはもう慣れました)
でもさすがに肉は怖いです。賞味期限が切れている肉のパックからは真っ黒いあやしーい水分っていうか、血液みないなのがどっぷり出てきている。それでも平気で調理して食べる。

3.私が日本料理の食材を買って、たまに調理するが、それを真似してしょうゆをやたらと使いたがる。
生クリームとしょうゆをまぜてパスタのソースにされた時には大変困りました。(けっしてまずいと言うわけではないが、とりあえずしょっぱすぎるし、なんだか気持ち悪い)

(おまけの4番は、海外生活をしている方なら分かってくれるかな。白米にどぼどぼしょうゆをかけるのは心が痛む。)

塩分の取りすぎで寿命縮まっているかも、って本当に心配になります。

Followers