Saturday, January 30, 2010

けんかタンゴ

昨晩はアルマグロ広場でタンゴコンサートがありました。
ステージでタンゴ演奏があり、その周りの公園スペースで
老若男女タンゴを踊っています。


我々はそこで少しのんびり見学してから、
近くにあるタンゴバーで初心者レッスンを受けに行くことに。。。


Juanくんはすでに5回ほど授業をうけた経験あり。
私も以前2回プロの先生にプライベートレッスンを受けたことがあります。

タンゴは男性が動きや方向を決め、女性は男性に体をゆだねなければなりません。
女は男の前に動いてはだめだし、男の支持に逆らうのもだめ。
ただ、女は男の動きを感じて、それに付いていくのです。

だから、男がちゃんとガイドしてくれないと、女はどう動いていいか分かりません。

初めて5分。すでに、
「肩かっこ悪くぐらつかせないでよ!」
「だってあんたがリズム読めないからだろ!」
「支持に従えよ」
「あんたの動きは中途半端で読み取れないよ。
もっと強引でいいんだよ」
「勝手に動くなよ!」
「だってあんたが間違ってるからでしょ!」
などなど、、、
1時間半に渡り、ひたすら言いあいをしながら踊り続けました。

でも明らかに私に言わせてもらえばJuanくんが踊れていない、そのせいで私も踊れないんです!!!
前にレッスンを受けたときは、自分はなにもしていないのに先生についていくだけで、
体が、足が勝手に動いて、とても上手に踊れたの。先生があらゆる動きのツボを知っていて、
そこを押されたらもう勝手に踊っています!っていう感じ。わかりますか?

それに比べてJuanくんはわけの分からない動きをして、
「ついてこいよ!」
とか言ってくるし。
そんなこと言われてもできるわけないだろ。。。。

というわけで、
けんかタンゴ。

すでに付き合っているカップルがタンゴパートナーになるって言うのは
無理な気がします。
付き合い始めたカップルだったらまだ相手を立てる気持ちがあるから
うまくいくかも。
だから世界大会で優勝した日本人カップルとか、あれはきっと
タンゴパートナーだったから結婚したんだとおもう。
その逆はありえないな。

というわけでタンゴレッスンは終わりました。
冷房がないところでじとじとに汗をかき、
ビールへ直行!



レッスンの後にあるフォルクローレダンスのショーを見ながら
ビール、そしてビール。
もうそのときにはけんかは笑い話になっていました。

だから、また懲りずにレッスンに行って、
再びけんかタンゴすると思います。

Wednesday, January 27, 2010

暑すぎる。。。

ブエノスアイレスの夏はながーい。
毎日37度の暑さ、しかも湿気が多い。


私は暑さがそんなに苦ではないけど、Juanくんは毎日
べとべと、じとじと、ものすごいテカッテいる。

家の冷房が壊れていて、あるのは扇風機。。。
蚊対策にベープをつける。
ちなみにアルゼンチンのはフジという名前。


FUYIとかいてフジと読む。FUJIと書いたらフヒになっちゃうから。
でも多分発明元が日本だからこの名前が付いたんだろうな。
ちなみに蚊取り線香も売っている。

この暑さの中、私と彼はアイスクリーム依存症。
家の近くのVOLTA(www.unaltravolta.com.ar)に毎日のように通い、
(デリバリーもしてくれる!)


DULCE DE LECHE(ミルクキャラメル)
CHOCOLATE
FRUTILLA(ベリー系)
MANGO・オレンジ
BANANA SPLIT
などなど、数え切れないほどある種類のアイスクリームに毎回興奮。
超ーーーーーーーーーーーーうまいのーーーーーーお~!!!

                                         汗でテカテカしているJuan

いろんなところでアイスを食べたけど、
イタリアよりおいしいと思う。
もちろんアルゼンチンにアイス文化を持ってきたのはイタリア人達だけれど、
アルゼンチン、イタリアを越したな。

2月もまだまだ暑さは続くようです。

Sunday, January 17, 2010

おやじ・ゲイ・デブ他

アルゼンチン人は一般的にとてもフレンドリー。
スペイン語は他のラテン系言語と同じく、2人称のフォーマルとインフォーマルの使い分けがあります。
フランスだと、店の人とか、バスの運転手とか、見知らぬ人にはVOUS(フォーマルの方)を使うでしょ。
アルゼンチンは大体がインフォーマル。
知らない人でも超フレンドリーに話すの。

さらに!
友達同士はもちろん知らない人に声をかけるときに、
Mi viejo!(おやじ!)
とか、
Gay!(ゲイ!)
とか、
Gordo!(デブ!)
とか、
Flaco!(ガリ!)
とか、
Pelado!(はげ!)
とか
普通に言い合う。

今日ある店の女性店員が、試着しているお客さんを、
“Gorda!”(デブ!)
って呼んでた。

お客さんはちょっとぽっちゃりだからいいけど、
本当にデブの人にもそう言いかねない。

たとえば、
“Muy Gay!” (超ゲイっぽいじゃん)
っていう表現も普通の表現で、実際そばにいる人や、相手が本当にゲイだったりすることも
結構ある。

たとえば、ユニクロの店員が、
「お客様サイズはいかがですか?」って言う代わりに
「ねえデブ、サイズはどう?」
って言っているのを想像してください。
とっても愉快でしょ。

Sunday, January 10, 2010

牛になる。

食生活の変化で体に変化が現れる。
実感しています。
アルゼンチンは夏休み。
毎日がバーベキュー。
ビールの量も半端ない。
食べて昼寝してプールに入る。
女の人もみんなお腹が出てるからこちらもあまり気にしないですむ。
肉食でお腹にぶよぶよと肉がつくのと、
ビールでパンパンに張れるのとが重なって、
私のお腹もものすごい事になっています。
さすがにこの写真は載せられないので、
想像にお任せします。
牛肉のあらゆる部位を食べて、自分が牛になってきている気がします。

Friday, January 8, 2010

例の花

Copyright http://www.fotopedia.com/en/Magnoliaceae


あの例の巨大な花の名前がわかったよ。
美佳ちゃんが教えてくれた。

泰山木 (たいさんぼく)

(大山木(たいさんぼく))

(Evergreen magnolia)
http://www.hana300.com/taisan1.html

Sunday, January 3, 2010

あけましておめでとう!


12月22日から1月2日まで、アルゼンチン北部を旅行してきました。
広大な自然を目の前に自分の存在のちっぽけなことを思い知らされるのと同時に、都会慣れしている私は時に自然を怖いと思うこともありました。
ただただ現前する自然の姿に圧倒されている私。そんな自然とともに暮らしている人々。

標高4000Mという高さの崖っぷちを3時間、バス(出発直前まで修理しているようなボロバス)で渡って小さな村まで行ってきたけど、雲の中を通り抜けながら整備されていない道を通り、「死ぬかもな」とか思っていた私。でもその横にはこのバスを毎日使っている人たちがいる。
途中下車するといっても標高4000Mの何も無いところにただ一軒の家が建っているとか、バス降りてからあと何時間歩くのだろう、この人たち。。。とか、とにかくいろいろなカルチャーショックとネイチャーショックを受けてきた旅でした。
話すときりが無いから写真を載せます。

あまりの完璧な美しさに、作り物っぽさを感じなかったわけでもない。でも全部自然の産物。。。だからびっくりなんです。それにしてもディズニーランドのビッグサンダーマウンテンみたい。。。ディズニーはたしかアルゼンチン北部に視察に来ていたのでは???



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