Sunday, January 17, 2010

おやじ・ゲイ・デブ他

アルゼンチン人は一般的にとてもフレンドリー。
スペイン語は他のラテン系言語と同じく、2人称のフォーマルとインフォーマルの使い分けがあります。
フランスだと、店の人とか、バスの運転手とか、見知らぬ人にはVOUS(フォーマルの方)を使うでしょ。
アルゼンチンは大体がインフォーマル。
知らない人でも超フレンドリーに話すの。

さらに!
友達同士はもちろん知らない人に声をかけるときに、
Mi viejo!(おやじ!)
とか、
Gay!(ゲイ!)
とか、
Gordo!(デブ!)
とか、
Flaco!(ガリ!)
とか、
Pelado!(はげ!)
とか
普通に言い合う。

今日ある店の女性店員が、試着しているお客さんを、
“Gorda!”(デブ!)
って呼んでた。

お客さんはちょっとぽっちゃりだからいいけど、
本当にデブの人にもそう言いかねない。

たとえば、
“Muy Gay!” (超ゲイっぽいじゃん)
っていう表現も普通の表現で、実際そばにいる人や、相手が本当にゲイだったりすることも
結構ある。

たとえば、ユニクロの店員が、
「お客様サイズはいかがですか?」って言う代わりに
「ねえデブ、サイズはどう?」
って言っているのを想像してください。
とっても愉快でしょ。

7 comments:

とん said...

お客さんにまで向かって、そうやって言うんだね!この「愛を込めた」呼び方、うちの保安君は、「これはこの国に生まれるか、ものすごい長いこと住まないとわからない感覚だろうね…」って言うけど…。私も、この間、保安のいとこと遊んでて、いとこの彼女が、彼のことを「おい、gordo!」と呼んでて、はっとした笑。そんでそのすぐあと、ラブラブしてたりするから、愛情こもった呼び方なんだよねぇ~。面白いね。

55 said...

とんちゃん、
Japoneza!とか呼ばれたりする?
私たまにある。
特別感があって悪い気しないよね。

とんちゃん said...

ハポネサ!かぁ。それは、呼ばれたことないなぁ。確かに、それは悪い気しないよね。まぁ、なんと呼ばれようと、あっけらかんと、笑ってしまえるのが、この国のいいところだよね!

55 said...

ちなみに私はPortazo!(Door slam)とか、Cara de Portazo(ドアで打たれた顔)とさえ呼ばれる。
日本人は平らな顔してるからです。。。

8 said...

わかるわかる。
ニカラグアでは、初対面でも、「オイ!ゴルド(デブ)!それ取って」とか、「あそこの、ペロン(ハゲ)が、、、」とか言う。

ニカラグアの道端で暇にしているおっさんたちに、
私はよく「オラ!(やあ!)チニータ(中国人)!」と呼ばれた。
そこに、愛着が加わると「チニータ リンダ (きれいな 中国人)!」。
軽蔑か、笑いの対象となると「チーナ コッチーナ(汚い 中国人)」。
これは、韻を踏んでいます、、、。
私が日本人だとわかると、「ハポネサ(日本人の女の子)。。。、!」とか「ハポネシータ!」

あと、市場に行くと、初対面の物売りのおばちゃんに「なんか買ってかない ミ アモール?」声かけられたり、
笑えたのは、レストランのボーイさんに注文した時に「わかりました、ミ ビダ(私の人生)」と言われたこと。
で、うちの大家さんには、ミ イハ(娘よ)と良く呼ばれたよ。

日本の感覚だと差別にあたりそうな表現が許されるラテン文化。結構好きです。

8 said...

わかるわかる。
ニカラグアでは、初対面でも、「オイ!ゴルド(デブ)!それ取って」とか、「あそこの、ペロン(ハゲ)が、、、」とか言う。

ニカラグアの道端で暇にしているおっさんたちに、
私はよく「オラ!(やあ!)チニータ(中国人)!」と呼ばれた。
そこに、愛着が加わると「チニータ リンダ (きれいな 中国人)!」。
軽蔑か、笑いの対象となると「チーナ コッチーナ(汚い 中国人)」。
これは、韻を踏んでいます、、、。
私が日本人だとわかると、「ハポネサ(日本人の女の子)。。。、!」とか「ハポネシータ!」

あと、市場に行くと、初対面の物売りのおばちゃんに「なんか買ってかない ミ アモール?」声かけられたり、
笑えたのは、レストランのボーイさんに注文した時に「わかりました、ミ ビダ(私の人生)」と言われたこと。
で、うちの大家さんには、ミ イハ(娘よ)と良く呼ばれたよ。

日本の感覚だと差別にあたりそうな表現が許されるラテン文化。結構好きです。

55 said...

親しくされている実感をもてるから嬉しいよね。

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